オランダの歯医者さん

オランダの歯医者さんは、
通常の医師と同様にホームドクター制。
大体、ご近所で良い歯科医を探しますが、
日本人は少々お値段が高くても、
安心を買うので、
日本語の話せる歯科医に注目が集まっています。

しかし、オランダ人は日本人と違い、銀歯を嫌がりますし
オランダの歯科医は銀歯を使用しません。
健康上の理由と美意識的に…

なぜなら、外国人は、表情をとても大切にしますし
顔いっぱいの笑顔で、友好を記す文化があって、
それは、争いの多い、陸続きの多民族だからでもあるんですね。

「日本人の方が丁寧で、器用で仕上がりが綺麗」
その様に思い込んでいる日本人は結構いますよね..
では、日本人とオランダ人…
どちらが本当に上手なの???

ある日、学校から連絡があり、
娘は校庭で転んで
前歯を折ってしましました!!!!

思わず….「Whaaaaaat?1?!?!」
と叫んだ私ですが
そこから娘を迎えに行き、
慌てて歯科へ連れていくことになりました。

本来なら、
半年に一度の歯科検診を受けていないと
保険が降りないのですが、
一時帰国した日本で、
治療と検査をしていたので
専門歯科を登録せずに、
過ごしてしまっていました。

とりあえず、
オランダ人の、
お友達のパパが歯科医のご家庭に電話をして
状況を話し、アドバイスをもらいました。
アムスにある、そのパパの歯科を夕方にアポイントしてもらいながら
なるべく近所の歯科を探すという流れで
割と早めに受け入れてくれる歯科を見つけました。

「7歳の娘が歯を折ったんだけど!」
「OMG! かわいそうに…でもごめん、今日はアポイントでいっぱいだから受けられないよ..」
「どこの歯医者も見てくれなくて困っているの..」
「どこの歯??」
「ど真ん中の前歯です!!」
「Oh …no…それは大変だね、わかった!すぐにきていいよ」

そんな感じで、大急ぎで、
不安そうな娘を連れて到着すると
さっさと椅子に案内され、
治療が始まりました。

すごい速さと器用さで、
娘の歯が形成されて
本当に本当に、本物さながらの、

隣の歯と比較しても、
なんの違和感もない仕上がりで
新しい歯が復活!!
「え?どっちの歯だっけ?」
思わず聞いてしまいたくなるほど。

ネイリストの私は、その工程に目を光らせながら
とんでもなく慣れた手つきの審美までの工程に驚きました!!

日本人歯科だけを信じていた自分を、井の中の蛙だった…と反省し…

そりゃそうだ..
白い歯文化は西洋の方が先だし
歯の矯正も日本人の方がガタガタ


それなのに..なんで日本人は、銀歯治療でも日本人歯科に行くのか..?
オランダ人からしたら、日本人の銀歯だらけの歯にOMG!!!
なのにね…???

技術の差は、個人的なものかも知れないけれど

銀歯でも日本語の話せる先生を選ぶか…
言葉に不自由はあるけれど、白い歯の歴史の長い先生を選ぶか… 

因みに、ここでも歯科医は女性でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です